子育てが楽になる本「子どもへのまなざし」
知人のBlogでコメントとして書いた文章だけど、結構できがよかったのでいくつか誤記を訂正してこのBlogにも掲載しちゃいます。
子育てについて思うところを書いておきます。
僕の場合は、1歳5カ月の頃から子供を保育園に預けています。もっとも待機児童数が全国トップクラスの地域なもので、2年間は週3日しか認められませんでした。3歳5カ月になったこの春から新設保育園に何とか入れることができ、週5日、長い日は1日11時間ほどお願いしています。
そこで感じたのは、親がきちんと育児をするのは当然大切だけど、預けることは子供にも大きなメリットをもたらす、というもの。家庭で生活習慣を身につけ、ちゃんとしつけをすれば、保育園で集団生活を行うことは本人にとって良い経験になっています。
親に甘えられない環境なので保育士さんの言うことに従って行動し、家庭にいる時よりもしっかり生活しているようです。おしっこで服を濡らしたときも、自分一人でロッカーに行って着替えて、濡れたものをビニール袋に入れるなんて、家での行動を見ていると信じられない程。
また、家だとなかなか友達と触れ合う機会がないので、保育園で大勢の子供とかかわることも良いようです。特に、乳児から就学前の幼児までいろいろな年齢の子供と遊べることが刺激になるみたい。大きい子には優しくしてもらい、逆に小さな子の面倒は積極的にみる、という具合です。
「子供をほったらかしにする」というのも程度問題で、相手をすべき時に対応できていれば良いのじゃなかな。子育て、特に乳幼児への接し方については「子どもへのまなざし」(佐々木正美著、 ISBN-4834014738)という本が非常に参考になりました。僕はこの本で随分楽になった気がします。
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コメント
こんばんは。フラミンゴです。
家は上は2歳半、下は1歳半から保育園にお世話になりました。
私も自分のブログに以前保育園について書いたことがありますが、保育園に入れて本当に良かったと思っています。私の場合は、母親という一般的には子供と過ごすのが当然とも思われている立場なので、保育園に入れるかどうか悩んだこともありました。でも、保育園に行って日に日に成長し、たくましくなっていく我が子を見て、保育園っていいな、といつも思っています。家の子も、小さい子の面倒は実によく見ているようです。
親は親、子は子の時間をそれぞれ過ごし、一緒にいるときに思う存分楽しめればいいな、と思います。
その本、興味がありますが、家は下がもう年中なのでどうなんだろな。。。後悔ばかりになるかもしれませんね。。。
投稿: フラミンゴ | 2005年8月 4日 (木) 00時16分
佐藤信彦です。
フラミンゴさんが書いたのは「子供は育つ。。。」という記事ですね。以前読ませていただき、コメントなどは書かなかったものの非常に共感したのをよく覚えています。せっかく関連性の高い記事なので、この記事からトラックバックしておきます。
3歳神話とか早期教育とかって一部でもてはやされているようですが、幸い僕の周囲に入れ込んでいる人は見当たりません。フラミンゴさんは子供を保育園に入れるにあたって、いろいろ言われたのですね。うーん、困ったものだ。「こんな小さいのにかわいそう」などと考える人は、視野が狭いと見なして無視しましょう。
保育園で遊んでいる子供の姿や、日々成長するところを見れば、かわいそうとは正反対なのに。「預けると成長が見守れない」などという意見も時折耳にするけれど、「放っておいてくれ、ちゃんと成長ぶりを楽しんでるぜ」と言ってやりましょう:-)
あと「幼稚園と違い、保育園はただ子供を預かるだけ」という誤認識もあるようですね。少なくともうちの子を通わせた2つの保育園は、とても細かく子供の生活や成長を見てくれて、毎日の連絡帳にしっかり書いてくれています。特に1つ目のところはモンテッソーリ教育を掲げており、子供の発達に良かったし、僕もそのような考え方を知ることができてありがたかった。
ところで「子どもへのまなざし」ですが、幼児期を過ぎたからまったく役に立たない、というものではないと思います。いろいろな点で人に接するときの考え方を学べますのでお薦めです。アマゾンの書評を読んで参考にしてください。
投稿: 佐藤信彦 | 2005年8月 4日 (木) 16時46分
そうですね、私も保育園について誤った認識がされているように思います。聞いた話ですが、子供を多くとりすぎて(利益主義??)きめ細かい対応ができていなかったり、行事に追われて先生に負担がかかりすぎていたりする幼稚園もあるそうですよ。
とにかく、保育園に入れるのはかわいそう、という発想だけはやめてほしいです(複数の人からそういうふうに言われました)。
幼児期は親とずっと過ごすのが幸せ、という考え方もあるけれど、たくさんの人と接してさまざまな体験をさせる、という考え方もあるのだから。
その本、時間を見つけて是非読んでみたくなりました。^^
投稿: フラミンゴ | 2005年8月 5日 (金) 10時35分
佐藤信彦です。
いわゆる保育所ってところにはひどいところもあるでしょうね。そうしたところに預けるしかない人を出さないよう、国として対策を取ってもらわないと。僕は子供を良い環境の保育園に入れることができて本当にラッキーだったと思います。
> 幼児期は親とずっと過ごすのが幸せ、という考え方もある
> けれど、たくさんの人と接してさまざまな体験をさせる、
> という考え方もあるのだから。
全く同感です。人間は社会を必要とする生き物なのだから、小さなうちから集団に馴染ませることが大切なはず。
> その本、時間を見つけて是非読んでみたくなりました。^^
お貸ししてもよいのですが、新品で1785円、アマゾンで古本が739円とのことなので、送料が馬鹿馬鹿しいかも。図書館で借りる手もあるし。近所でしたら手渡しも可能かなぁ。こちらは横浜在住です。もし手渡しを希望されるようでしたら、メールして下さい。対応できるかもしれません。
投稿: 佐藤信彦 | 2005年8月 5日 (金) 17時35分
お気遣いありがとうございます (^-^)
せっかくですから購入します。
いい本だったら、何度も読みたくなると思いますし。
ちなみに、こちらは千葉在住です。
投稿: フラミンゴ | 2005年8月 5日 (金) 22時01分
6ヶ月になる初めての子供を持つ専業主婦のぱたぱたです。
佐藤さんのこの書き込みが上がった日に拝見し、
考えさせられているうちに話が発展していました(^^ゞ
自分が専業主婦の母親に育てられてきたせいか、
“幼稚園”は考えてても“保育園”のことはあまり考えていませんでした。(保育園と幼稚園の区別もイマイチわかってないかも#)
“保育園に預けるのはかわいそう”というより、
“我が子の成長を一番初めに私が見たい☆”という欲もあって、今まで預けると言う事を真剣に考えた事がないのです。
保育園に限らず、義理親や親戚に預ける事でさえ躊躇しています。
“預け先でもし何か事故や怪我があったら、、、”という疑心暗鬼な気持ちも正直なところあるかもしれません(^_^;)ヤナヤツ#
佐藤さんの言う
>預けることは子供にも大きなメリットをもたらす、
や、フラミンゴさんのおっしゃる
>幼児期は親とずっと過ごすのが幸せ、という考え方もあるけれど、たくさんの人と接してさまざまな体験をさせる、という考え方もあるのだから。
という言葉に、いい意味でガツンと殴られたような気分です。
親の思い通りに育てようとは考えていないつもりでも、
「子供の為になること」と「私がこうしたいこと」を履き違えないようにしなくちゃいけませんね。
私自身の視野をもっと広げないと・・・
この本、読んでみるかなー。
投稿: ぱたぱた | 2005年8月 5日 (金) 23時38分
佐藤信彦です。
フラミンゴさん……
本の件了解しました。参考にしていただければ幸いです。
ぱたぱた……
こちらからメールする前に読んでたんだね。眠くてヘロヘロなもので、頂いたコメントに対する返答はまた明日します。
投稿: 佐藤信彦 | 2005年8月 5日 (金) 23時49分
佐藤信彦です。
話の都合上、引用の順番を変更します。
> 保育園に限らず、義理親や親戚に預ける事でさえ躊躇しています。
> “預け先でもし何か事故や怪我があったら、、、”という疑心
> 暗鬼な気持ちも正直なところあるかもしれません
これはよく分かるな。自分の子供を預けて何かあると、こちらに負担がかかると同時に、相手にも大きな問題を抱えさせるわけだから。同じ理由で、ほかのうちの子供を預かることも怖くてナカナカできない。友人の子供を車に乗せたときには、とにかく慎重に慎重にという運転でした。チャイルドシート無しで他人の子供を平気で乗せる人なんて僕には理解不能。
> “我が子の成長を一番初めに私が見たい☆”という欲もあって、
> 今まで預けると言う事を真剣に考えた事がないのです。
この気持ちは分かるけど、もう少ししたら「一番初めに私が見たい」なんてどうせ実現できなくなっちゃいます。「授乳や睡眠、尿やウンチの様子を毎日刻銘に記録していた」のもその気持ちの表れの1つでしょう。でもね、親が子供の全てを把握できるなんてホンの一時期のことだし、それすら幻想なのかもしれない。
ここまでドライに考えられるのは、男親だからかな。女親だと、特に乳児期の子供との密着度は強いよね。僕の嫁さんの場合、文字通り24時間子供の世話をしているから、「こっちでみているから一人で羽を伸ばしてきたらどう?」と勧めても、離れることができないようでした。本人は本能でそういう気持ちになっていたと話しています。ちなみに、今は預けて二人で遊びに行けるようになりました:-)
> 親の思い通りに育てようとは考えていないつもりでも、
> 「子供の為になること」と「私がこうしたいこと」を
> 履き違えないようにしなくちゃいけませんね。
本当にそうだね。僕も気をつけようっと。
> この本、読んでみるかなー。
ぱたぱたみたいな人には特にお薦めかも。何なら送ろうか? 返すのは何かのついでで良いです。
投稿: 佐藤信彦 | 2005年8月 6日 (土) 23時03分
佐藤さん、ぱたぱたさん、こんばんは。フラミンゴです。
私も母親として、他の人に子供を預けることは怖いと思った時期もありました。
今私がこのように考えられるのは、結果論です。信頼できる保育園に出会えて、貴重な体験をしている息子を見て、こういう育て方も素敵だな、と思うようになったのですから。
結局は何でも信頼関係なのだと思います。保育園に預けた当初は、疑心暗鬼もあり、どうしているのかな?とこっそりと遠くからのぞくこともありました。最初は泣きっぱなしだった息子が、これまで見たことがなかったような生き生きとした表情をうかべるようになり、2歳で先生に抱っこされながら運動会、お遊戯をがんばり、知らないうちに自分より小さい子に優しいお兄さんになっていたのです。いつの間にか、私と二人きりの生活だったらできなかった貴重な体験を積んでいたんですね。私の場合は、必要に迫られて保育園に入れたのだけど(二人目は迷うことなく1歳半で)、そうでないお母さんにも積極的に保育園を活用してもらいたい、と思います。そしたら、育児ノイローゼとか、虐待ってことも少なくなると思うんです。育児って本当に大変ですから・・・国としても、働いているお母さんはもちろんだけど、もっと専業主婦の方にも保育園を利用してもらうような対策を講じて欲しいです。
えらそうな話になってしまいました・・・
投稿: フラミンゴ | 2005年8月 7日 (日) 00時28分
佐藤さん>
その本、貸してください(^O^)よろしく~。
>今は預けて二人で遊びに行けるようになりました:-)
そうなのよねー。半年過ぎて、二人っきりになる事が無い事実にようやく気付きました。そして、ちと寂しい・・・。娘と3人で過ごす事は今までに無い楽しみもあるけれど、『ママ』じゃない『私』に戻る時間も欲しいと言うのは本音です。ただ、そんな自分勝手なことのために(仕事してるわけでもないのに)子供を預ける、ということが果たしてどうなのか?と考えてしまっていた部分もあります。
例え親戚や義理親でも、預けた時に事故が起こってしまってからでは、お互い不幸になりますものね。それはすごく怖いです。そのリスクを負うなら、ひとりで面倒見ていたほうが気が楽。。。という結論でした。
フラミンゴさん>
はじめまして。
>私と二人きりの生活だったらできなかった貴重な体験を積んでいた
この言葉に、おっしゃりたい事の全てが含まれていると感じました。そして、私がヨシと思ってやろうとしていた“(幼稚園?までの)二人きりの生活”が必ずしも正解ではない場合もあると考えさせられました。
>もっと専業主婦の方にも保育園を利用してもらうような対策を講じて欲しいです。
全くです!!!!!私の市では、仕事や病気などでやむをえない場合以外の一時預かりはしてくれないようなのです(-_-;)
ただ、お二人のように“いい保育園”である事が原則ですよね。そこも忘れないように、今後の事をゆっくり考えてみたいです。いいお話、ありがとうございました☆
投稿: ぱたぱた | 2005年8月 7日 (日) 23時24分
佐藤信彦です。
> その本、貸してください(^O^)よろしく~。
了解です。週明けにでも送ります。
> 全くです!!!!!私の市では、仕事や病気などで
> やむをえない場合以外の一時預かりはしてくれない
> ようなのです(-_-;)
それって今時珍しい気がする。というか、それだけ保育園などの施設が足りてないのかな。
公的な保育園以外でも、自治体がある程度コントロールしている半分ボランティアの子育てサポート制度などありませんか。横浜市では、結構しっかりした制度が運営されていて、使っている人も多いようです。使う機会はなかったけど、僕も真剣に利用を検討したことがあります。これからも、保育園の送り迎えで利用することがあるかも。
投稿: 佐藤信彦 | 2005年8月 8日 (月) 11時00分